部屋でエアコンなどの暖房を使わない寒さ対策~手元編~

2017/12/19

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部屋でも寒いこの季節。パソコンに向かって作業をしていると手が氷のように冷たくなるのがとにかくツライ。そこで、出来るだけ低コストで済むように手の防寒対策を考えてみました。

 

寒い部屋でのパソコン作業。

手を温めようにもずっとマウス操作をしているのでポケットに入れる訳にもいかないし、普通の手袋はキーボードが打てなくなったりなど、なかなかいい寒さ対策がないんですよね。

そんなことで、手先が冷たくならないような対策をやっていきたいと思います。

対策の前提条件

手を温めるのにどんな方法でもよければ、出力の高いストーブを入れてしまえばたちまち解決してしまう問題ですが、その方法だと必要のない空間まで膨大なエネルギーを使って温めていて、すごく無駄を感じるんです。

少ないエネルギー(電力)で最大限の効果を得るために、手の周りに絞って温めるという方針で考えてみました。

 

右手優先

パソコン作業と言っても、キーボードを打っている時間よりもマウスを操作している時間の方が圧倒的に長い。なので、いつもマウス操作をする右手が冷たくなります。

右手でマウス操作をしている間、左手はポケットや太ももの下に入れるなどして意識することなく勝手に温まっているので、温かくするに越したことはないけれど今のままでもそれほど問題はありません。

 

マウス操作に不自由がない

右手はマウスやキーボードの往復が頻繁にあるので、その動きが制限されないこと。そして、クリックやホイール操作の邪魔をしないこと。

 

タイピングに影響がない

ミスタイプが増えたり、タイピングスピードが落ちたりしないようにすること。

 

使用方法が手間ではない

食事やトイレなど、一日に何度も席を離れることになるので、その度に何ステップも動作が増えたり、使うための準備に時間がかかるようではいかに温かかろうが快適ではありません。

気持ちよく続けるには、簡単でさっと使えるよいうにならないといけません。

 

低コスト

暖房器具を用意する予算は限りなく低く抑えたいし、維持費(電気代)も少なければ少ないほどいい。

家にあるもので出来ればそれがいちばんいい。

 

マウスパッド+ヒーター

外気の冷気を囲いでシャットアウトしつつ、USBヒーターで内部を温めるというもの。

手全体を覆っているのでかなり熱効率は良さそうだし、価格も良心的で惹かれるのですが、あのなんとも言えない顔を描く必要があったのかは甚だ疑問です。

 

ヒーター手袋

指先だけが出ている手袋ですが、これは作業しない時には指まで覆うカバー付きで、手の甲にUSB接続ヒーターも備えているAmazonランキング2位だったスグレモノ。

ただ、個人的にはそれぞれの手からケーブルが出ているのは邪魔だし、席を立つたびに付け外しを強いられるので面倒そうと言う理由から外しました。

 

普通の手袋

指まで覆う普通の手袋では、マウスの操作は何とかなりましたが、タイピングだけは隣のキーまで触れてしまったり、人差し指の定位置である『F』『J』の突起が認識できずミスタイプが絶えなくなり満足にキーボードが使えませんでした。

 

あったかマウス

マウス自体が発熱するというものですが、指先部分にはヒーターが無いらしく指があまり温まらないそうです。

普段有線のマウスを利用している人にはこれに変更しても違和感ないでしょう。あとはマウスパッド周りを囲うドーム状のものがあれば、手全体を温められるので利用価値が高まりそうです。

ヒーター

こういう送風式のヒータータイプは消費電力が高いのがネックですが、こちらは卓上で使うコンパクトなタイプで300Wと小さ目で、ランニングコストも本体価格も同系統のヒーターに比べて安いです。

上の方で紹介したUSBタイプのヒーターに比べれば電気代は高くつくものの、パワーは比べるべくもなく強力なので、室温が低い場合はこのようなタイプがいいでしょう。

電気毛布

電気毛布は手だけではなく、足先から太ももまで暖めてくれる超優秀な暖房器具です。

電気代も1時間当たり1円前後とかなり安い。

ということで早速買って使ってみました。レビューはこちら。

 

保温袋アルミバッグ

保温アルミバッグ

家にあったこの保温アルミバッグで取り急ぎ対策してみました。同様の物は100均ショップにも大体置いてありますし、私の場合は冷蔵の荷物が届いた時に入っていたものを使いました。

 

保温バッグだけあって、内側はスポンジの断熱材が貼られていて保温性は高そうです。
保温アルミバッグの特徴

 

いつもマウスパッドを置いているところに滑り止めシートを小さくカットして置きます。
マウスパッドの滑り止め

 

アルミバッグを滑り止めシートの上に置き、その中にマウスパッドとマウスを入れます。
保温アルミバッグの中にマウスパッドを入れる

 

そこに手を入れて操作するだけ。
保温アルミバッグの使用感

これ、熱源もないシンプルな作りなのに意外と温かいんです。感覚ですが、自分の体温を反射して温まっているような気がします。今のところこれで手が冷たくなることは無くなりました。

0~200円で出来ちゃうのでコスパは最強だと思います。

この12月の気温だとまだこれだけで耐えられそうですが、これプラスで内部を温める何かヒーターがあれば真冬でも全然大丈夫でしょう。

出来れば、アルミバッグはマチが付いたタイプの方がマウスを動かす空間が広く取れるのでおすすめです。

手の寒さ対策まとめ

手が冷たいとほんとやる気が無くなるので、ずっとやろうやろうと思っていたこの対策ですが、家にあったアルミバッグがまさかこんなところで役に立つとは思いませんでした。

ただ、今後これで耐え続けられるかは分かりませんので、耐えられなくなったらその時また考えますが、きっと何か熱を発するものを買うんでしょう。

 

これまでもほとんどお金を掛けないで寒さ対策をしていますが、なんだか対策を色々考えめぐらすのが楽しいんですね。

効果があるか無いかはやってみなければ分からないことも多いので、これからも謎解きを解くような感覚で寒さ対策をしていうと思います。

 

2017/12/19