金運最強との呼び声高い御金神社行ってきた
仮想通貨を12月に始めた出川組の私。1月~2月の鬼のような大暴落をまともに受け、ほとんど息をしておりません。
運が無いのかセンスが無いのかバカなのか、はたまた全部か。
何をやってもダメなら、もう最後は神頼みしかない!
ということで、金運が上がると名高いパワースポット、その名も『御金神社』にお詣りすることにしました。
目次
御金神社(みかみじんじゃ)とは
1883年、京都に社殿を建立した御金神社は、もともと農機具や武具などの金属を守るものとして金神様の愛称で親しまれてきました。
しかし近年では、宝くじが当たったりなど金運が上がるという口コミが広がることで、神社の名前でもある 御金(みかね)が『お金』としても読めるという縁起の良さも相まって、金運開運のパワースポットとして全国に知られるようになりました。
基本情報
御金神社(みかねじんじゃ)
住所:京都市中京区西洞院押小路下ル押西洞院町618
電話:075-222-2062
拝観時間:24時間
拝観料:無料
駐車場:なし
日本には10万を超える神社が存在していると言われていますが、これほど『金』を前面に押し出した神社は、日本広しと言えども他にないのではないでしょうか。
”おかね”と書いて”みかみ”と読む。
もう名前からして金運が上がりそうな気配しかしません。
どんなご利益があるの?
御金神社を訪れることで金運が上昇するということでしたが、具体的にどのようなご利益が給われるのか見ていきましょう。
- 通貨、金、銀、銅を守る
- 不動産や証券取引、資産運用の成功
- 競馬や競輪などの賭け事での勝利
- ロトや宝くじ等の当選
- 厄除け
- 旅行の安全
- 商売繁盛
私は主に仮想通貨での資産運用の成功を願って訪れましたが、まだまだ仮想通貨自体が新しいジャンルすぎてどの項目に属するのか良く分かりません。
1番の通貨としての機能もあり、2番の資産運用としての側面もあるので、仮想通貨だけは対象外だよということは無いでしょう。
要は気持ちの問題です。信じる心と、絶対勝つという気持ちが大切なのです。
どこもかしこも金・金・金!
鳥居が金色
神社の入り口にひと際目を引く黄金の鳥居。
この鳥居自体はまだ割と新しくて、2006年に完成したもの。古い鳥居は台風で壊れたのだそうです。
煌びやかな鳥居と、ゴツイしめ縄のバランスが何とも絶妙。
瓦に『金』の刻印
本殿の瓦には全て『金』の文字が金色で入れられています。
見上げないと分からないのに、細かいところまで徹底したこだわりを感じます。
ご神木が金色
私が行った冬の時期は葉がすべて散っていたので、黄金色に染まるイチョウを見ることは叶いませんでした。
紅葉後の抜け落ちた葉にもご利益があるそうなので、時期が合えば拾って持って帰りたい。福財布に入れてさらに金運アップさせたいですね。
金色の鈴緒
鈴をカランカランと鳴らすための綱である鈴緒は、目も眩むほどのまぶしい金色。
表面的に着色したのではなく、もともと金色の糸を編んでいます。
ご利益グッズが金色
絵馬やおみくじ、お守りやお札に至るまで徹底して金色。
これだけ金に囲まれると、御金神社境内にいるだけでみるみる金運パワーが充電されていきそう。
週末は人が多い
週末にもなると長蛇の列になります。
平日はお昼に行ってもこんな感じでゆっくり参拝出来ます。
平日の昼から行ける人はなかなか限られているかもしれませんが、せっかく行くならゆっくり参拝したいものです。
週末でも早朝や夜間は人が少ないです。(福さいふを狙っているなら社務所が開く10時前が理想的)
御金神社の神様
御金神社には、金山毘古命、天照大神、月読神がまつられています。
日本神話によると、イザナミとイザナギの神産みによって産み出された上記神様たちですが、それぞれどんな役割や由来のある神様なのか、気になったので調べてみました。
金山毘古命(かなやまひこのみこと)
鉱山(金属)を司る神様で、御金神社の主祀神にあたります。
神話によると、金山毘古命はイザナミから産まれるのですが、その産まれ方がかなり刺激的。
神話の時代、神産みによって次々と神を誕生させたイザナミは、火の神カグツチを産んだ際に火傷を負い、それが致命傷になってしまいます。イザナミがその火傷の苦しみの中で吐いた吐しゃ物から生まれたのが、金山毘古命(かなやまひこのみこと)です。
鉱山の神になった由来は、その吐しゃ物の外観からの連想らしく、当時の鉱物の外観と似ていたのでしょう。鉱山 → 金属 → お金 と時代背景に合わせてその解釈が広がりました。
他の地域でも金山毘古命をまつっている神社はあるそうですが、御金神社ほど金運を前面にしている神社は他に例を見ません。同じ神様と言ってもその教えをどのように解釈するか、土地柄や布教する人の考え方など様々なことが影響することで、神社ごとの違いが出てくるのでしょう。
天照大神(あまてらすおおみかみ)
八百万(やおよろず)の神の中でも最も尊い存在で、天の国を統べる神様。
イザナギから生まれた天照大神は、最高神、太陽神、自然神、皇祖神など呼び方も様々で、多くの神社でまつられることから日本人には一番なじみの深い神様かもしれない。
月読神(つきよみのかみ)
イザナギが右目から生み出したとされる、月を神格化した夜を統べる神様。
御金神社は夜もライトアップされ24時間参拝可能なのは、この夜を象徴する神様である月読神をまつっているからとも言われています。
御金神社の参拝の方法
神社への参拝は、実際に訪れ敬意をもってお詣りすることが一番大切で、完璧に作法を守らないといけないということありません。
ただ、自分の頼み事ばかりを押し付け神様の接し方も知らない無礼な人よりも、正しい作法で真摯にお祈りする人の方が神様も応援してくれるのではないでしょうか。
より高いご利益を賜うためにも、出来るだけ正しい知識を持って、神様に失礼のないようにしたいところです。
1、鳥居をくぐる
神社の入り口にある鳥居は、神様の領域と人間社会を分かつ結界のような意味があるといいます。
神聖な場所に入る心持で、衣服を整え一礼してからくぐります。
このとき、真ん中は神様の通り道なので、少し左寄りに入るようにしましょう。
また、参拝を終えて境内を出る際も、社殿に向き直っての一礼も忘れないようにしたいですね。
2、手水舎(ちょうずや)で身を清める
参拝の前にけがれを落として身を清める行為は、日本神話の時代、イザナギが黄泉の国から戻った際、身体についた汚れをはらい清めた”みそぎ”が始まりといいます。
鳥居をくぐるとすぐ左手に水鉢と柄杓(ひしゃく)が置いてある手水舎が見えるので、そこで身を清める。
手水の方法
- 柄杓を右手で持ち水を汲み、左手にその水を垂らして清めます
- 柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清めます
- 再び柄杓を右手に持ち、左の手の平に柄杓から垂らした水を溜め、その水で口をすすぎます
- 口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流します。
- 柄杓の持ち手部分を流すように、水の入った柄杓を立て柄を清めてから元の場所に伏せ置きます
なお、何度も柄杓で水を汲むことがないよう、バランスを考えて使いましょう。
3、参拝
御金神社には本殿と末社がありますが、どちらを先に参拝した方がよいという決まりはないようです。参拝はいつも長蛇の列が出来ているため、列に並んでいくと本殿→末社という流れが一般的。
賽銭箱の前に立ったら一礼し、賽銭箱にお賽銭を入れます。
そして鐘を鳴らしてから(深夜、早朝は避ける)、二礼二拍手一礼を行います。
二礼二拍手一礼
- 深いお辞儀を二回繰り返します
- 両手を胸の高さで合わせ、右手を少し手前に引き拍手を二回打ちます
- 両手を合わせて心を込めて祈ります。
- 両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀をします
4、ご利益グッズを授かる
ご利益グッズを授かる所は無人で先に来ることもできますが、やはり先に神様へのご挨拶をしてから手に取る方がご利益も高まる気がします。
ただ厳格な順番の決まりは無いので、人の込み具合などをみて臨機応変に。
お金が増える『福さいふ』とは
御金神社でしか手に入れることが出来ない、金運アップのご利益が込められた財布のこと。
財布といってもチャックも留め金も無いシンプルな布で出来たもので、大切なお金や証券、宝くじなどを入れて家の中に保管するための財布です。
この『福さいふ』を手に入れる為に日本全国から連日多くの人がやってくるので、品切れになってしまうことあるそうです。早めの時間に行ってゲットしておきたいですね。
福さいふの手に入れ方
無人でご利益グッズが陳列されている舎には福さいふは置いてありません。
社殿の左側に社務所があるので、初穂料として1,000円納めて手に入れましょう。
福さいふを受け取るときに「1年後に返しに来てください」と言われると思います。
ご利益があるのは1年間なので、1年後に感謝を伝えにまた訪れましょう。
福さいふ開封
入っていたのは御金神社のパンフレットと福さいふ。パンフレットは一見お札のようにも見えるので、なんとなく家の見晴らしがよい場所に貼ってますw
福さいふギャラリー
この財布のどこを切り取ってみても金運しか感じません。この福さいふ単体で見てもこれほどオーラがあるのに、さらに御金神社の神様パワーが付いているのですからもう鬼に金棒。
これでダメなら仮想通貨引退します!
福さいふの使い方
紙幣や宝くじ、証券など、金運を上げたいものを選んで福さいふの中に入れるだけ。
保管方法の決まりはありませんが、風水的には次のような保管の仕方がお金が貯まりやすいとされていますので参考にしてみてください。
北側にある部屋に保管する
お金の運気は西からきて、北に貯まります。
さらに、お金は静かで暗い場所を好みますので、北側の部屋のクローゼットやタンスの中に保管しましょう。
お金は下向きに入れる
お金の向きが上向きだと出て行ってしまいます。全てのお札の向きを揃えて、出来れば新札を用意しましょう。
風水でお金を貯めるなら、こんな書籍が参考になります。
御金神社へのアクセス
御金神社は京都の中心部に位置しており、周りには二条城や京都御所など見どころが多いので、京都観光の中に組み込みこむことは難しくありません。
京都の繁華街でもある四条や三条からでも十分歩いてアクセス可能です。
電車
地下鉄 二条城前駅 徒歩約7分
地下鉄 烏丸御池駅 徒歩約8分
バス
京都市営バス『堀川御池』徒歩約5分
自家用車
御金神社敷地内に駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがたくさんあります。
適当に周辺をぐるぐる回るだけでもすぐに空きパーキングを発見できると思いますが、念のために御金神社から徒歩一分の最寄りパーキングを代表で記しておきます。
リパーク押小路西洞院第2
京都府京都市中京区二条西洞院町631
営業時間:24時間
収容台数:13台
08:00-22:00 | 22:00-08:00 | |
---|---|---|
通常料金 | 30分/300円 | 60分/100円 |
最大料金 | 1,700円 | 300円 |
バイク
御金神社敷地内には停められません。
原付サイズなら前面道路の路肩に寄せれば駐車できるかもしれませんが、並ぶ人の邪魔になりますし、駐車違反の切符も切られる可能性があるので避けた方が無難です。
以下最寄りのバイク駐車場です。
元離宮二条城駐輪場
住所:京都府京都市中京区二条城町541
営業時間:8:15~18:00
収容台数:バイク10台、自転車83台
駐車料金 | 2時間まで | 以降1時間ごと |
---|---|---|
バイク | 400円 | 200円 |
自転車 | 200円 | 100円 |
あまり近くはありませんが(徒歩約20分)、原付サイズ(125cc以下)であれば、『エコステーション 東洞院地下駐輪場』は2時間まで無料で駐められます。
自転車
御金神社敷地内には駐輪場はありません。
人が少ないときは停められるスペースは無くはないですが、週末や祝日はいつも混んでいるので駐輪スペースは無いと思った方がいいです。
最寄りの駐輪場です。
フルーツ自転車パーク烏丸御池駅
住所:京都府京都市中京区金吹町462
営業時間:24時間
収容台数:60台
駐輪料金:12時間/100円、以降6時間ごと 50円
もしいっぱいであれば、次点に近いのは二条城の駐輪場(バイクの項目参照)か、少し距離はありますが2時間まで無料で留められる駐輪場が大丸裏にあります。
御金神社の地図
〒604-0042 京都府京都市中京区押西洞院町614
まとめ
●仮想通貨でも株でも宝くじでもなんでもOK!金運を上げる黄金の神社!
●最大限のご利益を授かりたいなら、最低限のお詣り作法を覚えよう!
●『福さいふ』は金運上昇の最強アイテム。そのオーラを感じてください!
●福さいふの使い方は、風水と絡めるとなおよし!
お金が欲しい!という願いは、いつの時代も普遍的です。
このようなお金にまつわる神社を参拝することによって金運が上がるということも大事ですが、もっと大切なのはお金に対する姿勢かもしれません。
参拝することによって、今一度お金の使い方、運用方法などを見直すよいきっかけになるのではないでしょうか。
成功者も決まって神社にお参りするといいます。
幸い、御金神社は京都の中心部に近いので、寄り道するにはちょうどいい場所です。
近くにお立ち寄りの際は、日本でも珍しいお金まつわる神社を参拝してみてください。
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