旅行にキャンプに大活躍!モバイルバッテリーとその活用方法
この日常生活の中で、スマホなどの電子機器を使っていて充電切れを起こしてしまった経験はありませんか?出先で使えなくなったスマホほど不安になることはないですよね。
同じように、観光中にスマホの充電が切れたらどうでしょうか。大事な旅先の写真やビデオ、SNSのリアルタイムな投稿などの思い出が記録できなくなるのです。
充電の不安はスマホだけではありません。旅行に持って行く電化製品は意外に多く、モバイルWi-Fiルーター、デジカメ、タブレット、ノートパソコン、Bluetoothヘッドセット、オーディオプレーヤー、3DS、PSP、電子辞書など、これらの機器はコンパクトなサイズと引き換えに、バッテリー切れの不安が常に付きまといます。
そんなときにおすすめしたいのが【モバイルバッテリー】です。
【モバイルバッテリー】が1つあるだけで「充電が無くなるかもしれないからあまり電源を入れないでおこう」という発想がなくなり、使えなくなるかもしれないというストレスから解放されることになるのです。
この記事では、【モバイルバッテリー】にどんな使用方法があり、何に使えるのか、注意点などを合わせてお伝えしていきたいと思います。
目次
モバイルバッテリーとは
モバイルバッテリーとは、移動中でもスマホなどの機器を充電することができるコンパクトなバッテリーで、携帯充電器ともいいます。
写真のように、カードサイズよりも一回り大きいくらいの非常にコンパクトなサイズで、iPhoneだと4回程度充電することが出来るほどパワフルさ。
ポケモンGOが流行った一時期、スマホにモバイルバッテリーをつないで充電しながらゲームをやっている姿が、ニュースで大きくクローズアップされていたことは記憶に新しいです。
モバイルバッテリーの活用方法5つ
モバイルバッテリーが必要な人って、ゲームなど一日中スマホを使っている人だけでしょ?
いえいえ、そんなことはありません!
近年、モバイルバッテリーの低価格化が進み、それほどハードユーザーではない人でも簡単に入手できる時代になりました。
モバイルバッテリーがあるとどんなことに使えるのか、5つをご紹介します。
①旅先で突然の充電切れに大活躍
旅行中のスマホなどの電子機器たちは、基本的にホテルの部屋に戻ってからしか充電はできないので、常にバッテリーの残量に気を付けていなければなりません。残量メモリが1つ減るともう不安でしょうがないですよね。
私がモバイルバッテリーを持って行くようになって、デジカメで写真を撮る機会がとても増えたのはうれしい誤算でした。持って行っていなかった頃と比べると写真や動画の量がまったく違い驚きました。
これは意識していないところで、充電が切れればその先にあるかもしれないシャッターチャンスを逃してしまうという無意識の不安に縛られ、知らず知らずの内に電源を入れることにストッパーがかかっていたということでしょう。
この他にもゲーム機やノートパソコンなど、旅行にはたくさんの電子機器を持って行く人が多いので、汎用性の高いモバイルバッテリーは必須といえると思います。
モバイルWi-Fiルーターをレンタカーのナビとして使う場合
管理人はハワイでレンタカーした際に、モバイルWi-Fiルーターを使ってインターネットに繋げたスマホを用意し、グーグルマップのナビ機能をカーナビ代わりに利用していました。
運転中はずっと画面を表示させているので、スマホの充電の減りが恐ろしく早いです。かと言って画面を消してしまうとナビとして使えなくなるので、モバイルバッテリーがあれば充電しながらでもスマホを使えるのでかなり助かりました。
また、同時に電源が入りっぱなしのモバイルWi-Fiルーターも充電切れになってしまうとネットにつながらなくなってしまうので、充電のメモリゲージにも注意を払う必要があります。
モバイルバッテリーのいいところは、いろんな機器に使えるので、スマホの充電が完了したら次はこのモバイルWi-Fiルーターを充電するっていうことができるところ。
シガーソケットからも充電はできますが、そのケーブルを持って行かないといけませんし、他に活用ができないので用途が終われば単なる荷物になってしまいます。私と同じようにスマホをレンタカーのナビ代わりとして利用する場合は、モバイルバッテリーを持って行く方が絶対いいと思います。
②日常生活にも使えるモバイルバッテリー
私はよくやるのですが、うっかりスマホの充電をするのを忘れて出かけてしまうことがあります。駅に着いて電源を入れたとき、残りのバッテリーが30%を切っているのを見た瞬間の絶望感といったらありません。
そんなとき、保険としてモバイルバッテリーをカバンに忍ばせておくと、1日のやる気が復活しますのでおすすめです。
③災害時などの非常事態に活用する
私たちが住むこの日本は、地震、津波、火山噴火、台風などの自然災害が、他の国に比べてとても発生しやすい国土です。日頃から防災意識を持って、来る日に備えて防災グッズをしっかり準備しておくことが必要です。
そして、そんな災害時にもスマホ・iPhoneは非常に頼れる存在になります。
●災害時のみ解放される無料Wi-Fiが使える
●緊急速報メールを受信できる
●災害掲示板を使う
●照明機能を使えば暗闇の中からでも逃げ出せる
スマホの利用価値は高いので、電池の消耗も激しいことが予想されます。そんな時、防災グッズとしてモバイルバッテリーがあれば数回はフル充電することができるので、何日かは持たせることが出来るでしょう。
注意点としては、どんなバッテリーにも【自然放電】があり、ただ置いておくだけでも徐々に充電量が減っていく問題があります。これがあることで、防災グッズの中に長期間入れておくと、いざ使おうとしてもすでに電気量が枯渇していて使えないということが起こり得ます。
なので、3か月に1回くらいの感覚で定期的に充電をするか、日常で使用しているモバイルバッテリーを利用するかにはなってしまいます。
④アウトドアの照明用バッテリーとして
照明は、消費電力の少なさと明るい光を出すことができるLEDタイプのランタンがおすすめ。
というのも、このタイプの照明はUSB接続できるので、モバイルバッテリーがあればランタンへ給電できてしまうのです。
食事中のライトとして、トイレに行く際のライトとして、テント内の明かりとして大活躍のランタンなだけに、内蔵のバッテリーだけでは心もとなくモバイルバッテリーは必須です。
下記のような商品だと、テントやルーフに引っ掛けて広範囲照らすことができるので、キャンプやバイクや自転車の旅のお供にもぴったりですね。
⑤劣化してきたバッテリーの保険として
スマホ本体は昔のように機種変更0円、というような時代ではなくなり、金銭的な理由から一つの機種を長く使い続ける人が多くなったように感じます。本体の値段が10万近くするって毎回ノートパソコン買っているようなものですからね。
ただ、スマホさえ壊れなければ何年使用してもいいのですが、まるでタイマーが付いているように大体2年ぐらいで内蔵バッテリーが劣化してきます。
バッテリーが劣化してくると、徐々に膨張してスマホ本体の形状を大きく変えてしまったり、満充電してもあっという間にバッテリー残量がゼロになるなど、普通に使うことも困難に。
そんな時、モバイルバッテリーあれば次の機種変更までつなぐことが可能です。
おすすめのモバイルバッテリー
私は下記リンクの商品を買って持って行きました。長い間Amazonのモバイルバッテリーランキングで首位を取り続けている商品で、問題なく今まで使えており大満足なのでAmazon1位はやっぱりダテじゃないなと。
取り扱いがあったところはリンクしましたが、値段は圧倒的にAmazonが安かったです。
Amazonの商品順位を決める基準はハッキリとはわかりませんが、売れ行きとレビュー評価が大きく関わっていることは間違いありません。
モバイルバッテリーの商品掲載数が17,000ほどある中での1位でありますから、それだけで優れた商品であるということは間違いないのですが、それだけだとおすすめの根拠に欠けるのでもう少し。
Anker PowerCore 10000 スペック
メーカー:ANKER
アメリカ人が創業した会社ですが、運営拠点は中国となっています。モバイル充電界の№1ブランド。
容量:10000mAh
あくまで理論上ということですが、iPhoneだと4回の充電が可能な容量です。利用方法が【モバイルバッテリーの活用方法5つ】の内容であればこの容量で必要十分です。また、この容量であれば各航空会社が設ける条件よりも大きく下回るので、飛行機に持ち込むのも問題ありません。
充電速度:180g
この機能が付いていないと、一日中充電してても満タンにならないというもどかしい思いをします。
サイズ:92x60x22(mm)、180g
クレジットカードとほぼ同じサイズということですが、厚みが22ミリあるのでタバコの箱ぐらいの感じが近いです。重量は、Amazonの商品紹介には、『卵3個分』という謎な例えで紹介してくれています。感覚的にはiPhoneと似たような重さで、持ち運びも容易です。
安全:マルチプロテクトシステム
カバーに燃えにくい材質で丈夫な構造にしたり、高性能なセルを使用することで安全を保つシステムのようです。
値段:2,399円
この2,000円をちょっとだけ超えているというところがポイント。なぜなら、Amazonのプライム会員でなければ2,000円未満だと送料がかかってくるから。使える内容を考えれば十分安いです。
モバイルバッテリーは危険物!?飛行機に乗る際に注意すること
今までお伝えしてきたモバイルバッテリーですが、航空会社にとっては”危険物”を取り扱うような対応となっています。
みなさんもスマホやモバイルバッテリーが爆発、炎上したという事故のニュースを見たことはないでしょうか。もし、空の上でそんなことが起これば大事故につながりかねません。
実際、機内で発火して緊急着陸をしたという事例もありますので、各航空会社ではモバイルバッテリー(リチウムイオン)の取り扱いに制限が設けられています。
飛行機の預け荷物にはモバイルバッテリーは入れられません
たとえ小さい容量のバッテリーでも、預け荷物ではなく手荷物として取り扱う必要があります。預け荷物ってポンポン投げられますし、上空にいるときは荷室で爆発されるよりも、客室で異常があった方がまだ早い対応が取れるという理由もあるかもしれません。
私はバッテリーが預け荷物に入れられないということをチェックインカウンターで知ったので、その場でスーツケースから手荷物に入れ替えました。検査官がバッテリー本体を確認することはありませんでした。
航空会社によって持ち込める容量に多少の違いはありますが、上記で紹介している10000mAh程度でしたら問題なく持ち込み可能です。20000mAh以上になってくると電圧によれば引っかかるかもしれませんので、利用する航空会社の条件をチェックすることをおすすめします。
発火事故に遭わないために
私たちが出来る防衛策は、信頼性の高い製品を選び、説明書に書いてある使用方法を守って使用するぐらいしか対策はありません。簡単に言えばあまりマイナーなメーカーの物は使わないということでしょうか。
必ずしもマイナーなメーカーが低品質の物を作っているとは限りませんが、事故が起きたときに大手メーカーほどの事故対応は期待できないので、あまり安いからといって無名のメーカーに飛びつかないようにしましょう。
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