アーロンチェア・リマスタード用ヘッドレストの3種類を比較しました

2018/01/26

アーロンチェア専用ヘッドレスト3種比較アイキャッチ

日本で販売しているアーロンチェア専用のヘッドレストをまとめて比較しました。どんな種類があるのか、自分に合っているのか分からないといった方に向けて書きましたので参考になれば幸いです。

アーロンチェアリマスタード本体の記事はこちら。

 

アーロンチェアにはメーカー純正のヘッドレストは存在しません。ヘッドレストを付けたいなら社外品(サードパーティ製)の中から選ぶ必要があります。

アーロンチェアは新品で購入すると15~18万くらいはする高機能ワークチェア。せっかく買った憧れのアーロンチェアに、安っぽかったり、デザインがそぐわないヘッドレストは付けたくないですよね。

そこで、今日本にはどんな種類のアーロンチェア専用のヘッドレストが出回っているのか、何が良くて悪いのかを調べてまとめましたので、自分にピッタリな一品はどれなのかを判断する参考にしてもらえれば嬉しく思います。

 

ヘッドレストの必要性と種類

椅子で寝る

アーロンチェアに必要というよりも、アーロンチェアでリラックスしたい人だけに必要だと考えています。

 

普通に座っている分には、頭はヘッドレストに触れることがないのでまったく必要性を感じません。そもそも、頭のサポートが必要な椅子であればメーカーが初めから付けているでしょう。

 

しかしリクライニングして体を休めるときはどうでしょうか。

 

一日中椅子に座っていると疲れてひと休みしたくなる瞬間が必ず訪れますが、その時にヘッドレストがないと頭を支えられずまったく休むことができません。

ベッドで横になればいいじゃないかと思うかもしれませんが、わざわざ移動して横になるほどでもない休憩ですし、それに眠いのに歩いてベッドまで行ったらなぜか眠れなくなったりするので、思い立ったその瞬間に最小限の労力で横になりたいのです。

たったそれだけの理由ですが、私にとってヘッドレストは必須。仕事用の椅子でヘッドレストが付いていない椅子は絶対に選びません。それほどにヘッドレストは重要なパーツの一部と考えています。

 

選べるヘッドレストの種類は3つ

これと『HR-03』HR-03 ヘッドレスト
これと『HR-04』HR-04 ヘッドレスト
これだけ『AeronSense』アーロンチェアヘッドレストAeronSense

アーロンチェアの本場アメリカでは、ファブリックタイプや少し簡易的なタイプの物などいくつか種類がありましたが、日本に輸入されているのはこの3種類だけ。

 

デザインはどれもアーロンチェア専用に作られただけあって洗練されていますし、色やメッシュの張り方などもそっくりで違和感はありません(リマスタードとは少し違和感アリ)。

ただ、口コミを見るとバリや傷、変色があるという口コミも多いので、アーロンチェア本体のような品質を期待してはいけません。

 

ちなみに、見た目と品番がそっくりな『HR-03』と『HR-04』は兄弟品で、『HR-03』を改良しバージョンアップしたものが『HR-04』になります。

ではどれががアーロンチェアによりフィットするのか、その3種類それぞれを詳しく見てみましょう。

 

HR-03

HR-03 ヘッドレスト

HR-03の特徴
  1. 幅広い可動領域
  2. 簡単な操作性の半面、寄りかかると動いてしまいやすい
  3. カラーバリエーションが2種類ある
  4. 爪を立てるように固定するため、椅子本体に傷がつきやすい
  5. 専用設計による統一感のあるデザイン
  6. 取り付けが簡単
  7. 価格は¥16,400~

『HR-03』は『HR-04』の旧モデルのような位置づけですが、そのまま並行して販売されており、価格も4,000円ほど安くなっています。

『HR-03』はこんな人におすすめ

 

シルバー系のアーロンチェアを持っている

シルバー系の色である”ジンク”があるのは『HR-03』だけ。

アーロンチェア本体カラーで、チタニウム(クラシック)、ミネラル(リマスタード)のシルバー系を購入されている場合は、このジンクという色がよくマッチします。

ヘッドレストカラーバリエーション、ジンク

 

頻繁にポジション調整をする

無段階で動くので、角度や位置のキメ細かな調整が可能です。

また座りながらでもぐりぐり動かせるため、頻繁にヘッドレストのポジションを変えるという人にはぴったり。

タイプAヘッドレストの調整範囲

 

『HR-03』の注意点

 

簡単に調整できる反面、動きやすい

説明動画を見ていて個人的に不安になったポイントが、角度や向き、高さを簡単に調整できるということが売りではある反面、強めに寄りかかると動いてしまうのではないかという点です。

ショップのレビューを見ていると、やはり「勝手に動いてしまう」「固定できない」などの不満点が挙げられているのを見て、やっぱりなという感じがしました。

ヘッドレストが動いてしまう

軸のネジを強く締め込んでもやっぱり動いてしまうそう。

動かしやすいということと完全固定するというのはトレードオフの関係なので、どちらの機能も完璧に備えるというのは設計上難しいのでしょう。

 

アーロンチェアに負荷がかかりやすい

爪を立て引っ掛けるタイプの固定方法は、面ではなく点でアーロンチェア本体と接するためその部分に傷が入りやすい。
ヘッドレスト固定部の隙間

取付ける際はクッションの役割を果たす緩衝材を間に挟むことを推奨します。

その際には、ゴムやウレタン系の素材は後でべたつく原因にもなるので避けた方が無難です。

 

購入場所と価格

※2018年1月時点の価格

HR-03 金額(税込) 送料
Amazon ¥16,400 無料
楽天 ¥16,699 無料
Yahoo ¥16,700 無料

ショップによっては取付部の傷を防ぐ「傷防止パーツ」なるクッション性のあるオマケがついてきます。

ただこのオマケのシート、よくある滑り止めシートと同じようなウレタン系の素材なので、長期間使用すると剥がす時に跡が残る可能性が高いです。

使用する場合は写真のように、アーロンチェア側に薄い布地を挟み込むようにすると安心です。
傷防止シートの取り付け方

 

HR-04

HR-04の特徴
  1. 幅広い可動領域
  2. 簡単な操作性の半面、寄りかかると動いてしまいやすい
  3. サイズが大きく大柄な人でも対応可
  4. 前傾チルト時にもサポート可能
  5. 専用設計による統一感のあるデザイン
  6. 取り付けが簡単
  7. 価格は¥19,800~(最も高い)

『HR-03』から大きく改良されたものが『HR-04』です。

HR-03からの改良点・20%サイズアップ
・より背の大きな方向けに改良
・前傾チルトに対応

 

ほとんどは『HR-03』と同じなので、違いの部分だけ解説します。

 

HR-03→HR-04の変更点

 

良く分かる比較動画

比較動画見つけました。英語なので自動翻訳を日本語にしてご覧ください。

HR-04がずいぶんと大きくなっているのが良く分かります。

 

カラーバリエーションが無くなった

販売元に電話で確認しましたが、シルバー系のカラーバリエーションはありませんでした。

なお、輸入元のアメリカでは『HR-04』のシルバー色が販売されていますので、どうしても欲しい方はアメリカ版Amazonで個人輸入しましょう。

 

20%サイズアップ。背が高くてももう大丈夫

HR-03に比べてヘッドレストのサイズが20%もサイズアップしました。リクライニング中に頭を良く動かす人はこちらの方が満足できそうです。

首の部分もかなり長くなったので、座高や背が高いと言う人には『HR-04』一択になるでしょう。

その反面、背が低い人には位置が高くすぎるので、アーロンチェアの背もたれ部分から自分の頭がどれくらい出ているのか、本当にこの高さで大丈夫かを確認することが重要になります。

 

前傾チルトに対応した

首の部分がかなり長くなったので、前傾姿勢になっても頭に届くようになったようです。

しかしこの機能を使うことは実際ほとんど無いと思います。

普通の使い方では、前傾チルト時、通常姿勢時はヘッドレストに寄りかかる必要が無く、むしろ邪魔にさえなり得ます。

口コミを見ても同様の書込みがあったりするので、この機能については過度の期待は禁物です。

 

購入場所と価格

※2018年1月時点の価格

HR-04 金額(税込) 送料
Amazon ¥19,800 無料
楽天 ¥21,000 無料
Yahoo ¥21,000 無料

『HR-03』の改良品ということで、サイズアップとともに値段の方もしっかりアップしています。

ただせっかくのアーロンチェアですから、値段だけで決めるよりも機能や使い勝手も考慮して、後悔のない選択にしたいですね。

 

AeronSense(アーロンセンス)

アーロンチェアヘッドレストタイプB

AeronSenseの特徴
  1. 幅広い可動領域
  2. フレームに負荷をかけないぴったりの固定金具
  3. ヘッドレスト位置の完全固定が可能
  4. 服をかけられるハンガーオプション付
  5. 専用設計による統一感のあるデザイン
  6. 取付方法が若干複雑
  7. 価格は¥15,280~(最も安い)

『Aeron HQ』という香港に本社がある会社が作っていて、日本では『テンポイント』という会社のみが輸入、販売をしている正規代理店となっているようです。

AeronSense(アーロンセンス)という商品名にしていますが、日本の代理店サイトや香港にある本社HPを見ても分かりやすい商品名がなく、たぶんこれかなという名前を勝手に拾って名付けたため、あまり自信はありません。

『AeronSense』はこんな人におすすめ

 

椅子の形にフィットする負荷の少ないタイプを選びたい

ヘッドレスト固定部隙間比較

フレームの形に添った専用設計で取付部がぴったりフィットするため、安定感や傷のつきにくさで選ぶなら『AeronSense』に軍配が上がるでしょう。

他社製は点で支え、こちらは面で支えてるというイメージです。

 

ハンガー機能

ヘッドレストのハンガー機能

よく椅子に服を掛ける人にはハンガーの機能があればとっても便利。

メーカー純正品でも同様のジャケットハンガーというオプションがあるのですが、それが6,480円(税込)もするんです。

このヘッドレストはもれなくハンガーもセットになって付いてくるので、プラス6,480円の価値がこのヘッドレストにはあると考えると非常にお得ですよね。

ちなみにこのハンガー、「今だけの特典!」としているショップもありますが、今のところずっと付いていますので気にされなくてもいいかと思います。

 

角度や位置の完全固定が可能

ヘッドレストの調整範囲と固定

他の二つと違うのは、ヘッドレストのポジションを完全に固定できるのが最大の特徴。

強く寄り掛かったときでも角度などが変わることが無く、安心して頭を預けてリラックスすることが出来ます。

 

『AeronSense』の注意点

 

取付けは他二つよりも面倒

ハンガーのパーツがあったり、固定式のパーツを組み入れたりする必要があるので、他二つに比べると取付難易度は上がります。とはいえ簡単な構造ですし、写真が載った説明書も付いてくるので難しすぎて取り付けられないということはないでしょう。

 

角度調整が面倒

メリットとして挙げたポジションの完全固定ですが、頻繁に角度を変える人にとってはデメリットにもなり得ます。

ポジション調整には、つまみを回したり付属の六角レンチでボルトを緩めたりしないとならないので、座りながら気軽に動かすといったことができません。

個人的には寝るとき用のヘッドレストなので、位置調整することもなく完全固定の方が恩恵が大きいためこのタイプに決めましたが、人により評価の分かれるところです。

 

六角レンチがヘッドレストに収納できる

このように付属の六角レンチをヘッドレストに収納できるというのは嬉しいポイントです。

こういう小さな工具っていつの間にか紛失して、使いたいときに出てこないということが往々にしてありますからね。

 

購入場所と価格

※2018年1月時点の価格

AeronSense 金額
(税込)
送料
(本州・四国)
Amazon ¥15,280 ¥340
楽天 ¥14,880 ¥700
Yahoo ¥14,480 ¥600

こちらは他の2つとは違って送料が別になっていますが、合計してもこちらの方が安くなっています。

私は『完全固定が可能』という理由が一番大きくこちらの機種を購入しました。

こちらのヘッドレストを1年使ったレビューはこちら。

 

3つのヘッドレストはリマスタードにも取付可能

ヘッドレスト取付はリマスタードを含め、どのタイプのアーロンチェアでも問題なく可能です。サイズによる問題もありません。

ただし、アーロンチェアはリマスタードになってカラーバリエーションとメッシュデザインが一新されましたが、ヘッドレストは旧タイプのクラシックから変更がないため、リマスタード本体に比べてカラーとメッシュの織り方が若干異なって見えます。

アーロンチェアリマスタードとヘッドレストの色味の違い

 

店舗では販売していません

どこの店舗にも売っていないので、ネットショッピングで手に入れるしかありません。

楽天、Amazon、ヤフーショッピングで取り扱いしていました。

 

ヘッドレストを取付けて傷がついたら補償対象外!?

アーロンチェアには12年保証という驚異的な補償体制がありますが、それは正しい使い方をして壊れた場合の話。

アーロンチェアのフレーム部は、ヘッドレストを付けることを想定して設計されていないため、ヘッドレストを付けたことが原因の破損や故障は12年補償の対象外になります

つまり、ヘッドレストを固定するために思いっきり締め込んでフレームが割れてしまっても、ヘッドレストの販売店が対応できないのはもちろんのこと、ハーマンミラーでも直すのは有償になりますよということです。

取付けてみた感想では、そんなやわなフレームではないのでちょっと強く締めた程度で破損することは考えにくいですが、一応頭に留めておきましょう。

 

比較まとめ

管理人の独断と偏見でまとめてみました。

ヘッドレスト比較まとめ

私はAeronSense(アーロンセンス)が一番価格と機能のバランスが取れていて、かつ一度決めたら動かないという固定力に惹かれたのが大きかったので、Amazonで購入することにしました。

みなさんそれぞれ重要だと考える機能は違うと思いますので、この記事で目的に沿ったヘッドレストが決めてもらえれば嬉しいです。

 

2018/01/26