ホノルル空港にレンタカー返却と間違えやすい分かれ道解説【動画有】
この記事では、ワイキキ方面から最近新しくなった空港のレンタカーセンターまでの行き方を、動画を交えて紹介しています。レンタカー会社は【Hertz】を使い、道が複雑になり始めるところから解説しています。
目次
ホノルル空港にレンタカーで行く際の注意点
ホノルル空港周辺の道は複雑
私も旅行に行く前に、グーグルマップでホノルル空港周辺の道をチェックしたのですが、その複雑さにびっくりしてしまいました。
© OpenStreetMap contributors
これは空港直前のフリーウェイ拡大地図のほんの一例ですが、カーナビがあっても迷いそうなほど入り組んでいます。
また、空港にアクセスするフリーウェイは日本の高速道路みたいなもので、出入口が決まっていて、行き過ぎたからといってすぐにUターンはできません。時間があるならいくらでも迷えますが、飛行機は待ってくれないので、念には念を入れ予習をして行くと安心ですね。
情報が古い!ストリートビュー撮影は2009年5月
この複雑さですから、あらかじめ予習しようとグーグルマップのストリートビューでシュミレーションしていたのですが、ふと撮影日を見るとなんと8年前の写真ということが発覚。
8年という時間は、存在していなかった命が誕生し、その子が小学生になるほどの長い時間です。新しい施設や道が出来てても全然おかしくありません。
空港から少し離れたフリーウェイになれば少し新しくなりますが、それでも2011年撮影と6年前という古さ。最新の情報があればなぁとその頃感じていたので、自分で作ってみることにしました。
レンタカーの返却場所が新しくなった
この写真の場所は、ストリートビューでは今も青空駐車場が広がる場所。立派なレンタカーセンターが出来ていてびっくりしました。
後で調べてわかったことですが、ホノルル空港は現在、大規模の改装工事の真っただ中で、この新たなレンタカーセンターもその計画の一部として最近出来たようなのです。
ただ、ハワイにあるすべてのレンタカー会社がここに集結している訳ではありません。次の5社の返却場所になりますので注意してください。
●Hertz(ハーツ)
●AVIS(エイビス)
●Advantage(アドバンテージ)
●Budget(バジェット)
●National(ナショナル)
上記以外の会社はこのセンターを利用できません。例えば、Dollar(ダラー)などは少し離れた場所になります。
レンタカー返却場所からターミナルまでどれくらい歩く?
レンタカーセンターは、JALやANAなどが入るターミナルの目の前にあるので、チェックインカウンターまでは5分もかからないくらいでした。
ただし、ハワイアンエアーだけはターミナルが違い別棟に行く必要があります。前回私が行った際もハワイアンエアーで、まったく予習せずに行ったのでウロウロしながら15分くらいは歩きましたが、最短距離で行ければ10分ぐらいの距離だと思います。
それでも少しは歩きますので、荷物や同行者が多いのであれば、先にターミナルの前で降ろしてから運転者が返しに行くというのもアリかもしれません。
空港行くのにカーナビは必要?
ハワイでの運転経験がない方は、カーナビをオプションに加えることを強くおすすめします。
環境も違えば法律も違う、通行区分も言葉も違うという違う違う尽くしの状況で、安全を配慮しながら道を間違えないよう考えて走るのはとっても疲れますし、事故などの不測の事態なる可能性も高くなると思います。
そんな理由から、空港に行くためだけというよりは、他の場所に行くときにも有用なので、レンタカーの旅にはカーナビは必須と考えています。
カーナビよりスマホの方がおすすめ
私のおすすめは、日本で使っているスマホをカーナビ代わりに使うことです。
レンタカー代も安くすることが出来ますし、使い勝手も良く知ってるスマホから、日本語でナビゲーションしてくれるので安心感が違います。
ハワイでスマホからナビ機能を利用するには【モバイルWi-Fiルーター】が必要ですが、空港で超簡単に借りることができるので、まったく負担になりませんし、街中などどこにいてもインターネットに繋げる環境になるので大変便利です。
カーナビだけで道を間違わずに空港に行ける?
ホノルルの国際空港までという意味だと、カーナビだけで予習なしに行くことは難しくありません。
ただ、私が行きたいのは空港の中にあるレンタカーの返却場所なのです。ここまではさすがにカーナビでは案内してくれません。
しかも、立体的な構造になっている空港内の道路は、カーナビの苦手とするところなので、よく道を見失い全然違うルートを示したりします。
また空港は今改修工事の真っただ中にあるので、今後その影響で道路が新しくできたり、あるいは封鎖になったりすることがあるかもしれません。そんな場合はカーナビでは対応できないので、空港内ではカーナビは補助程度の利用にとどめ、道路標識を最優先で走る方がいいだろうと考えています。
緑の道路標識に従って走ればOK
【Airport】【H1】と書かれている道を選んで走れば、ちゃんと空港に着くようにできています。
ただアメリカなので当然ですが、道路標識はすべて英語で書かれています。フリーウェイなら速度も出ていますし、読むのに時間がかかり通り過ぎてしまうということがあるかもしれません(管理人)。
そんなときは、これも旅の醍醐味だと笑い話にしてしまいましょう。とにかく、パニックを起こさず冷静になることが、安全に目的地に着くために必要なことだと思います(自戒)。
ワイキキ方面から空港への行き方【動画編】
動画の中では、【混乱しやすいポイント】として4つ挙げて字幕を入れています。
フルHDサイズで公開していますので、看板の文字も比較的クリアに見れますし、最後のレンタカー返却場所までのルートの参考にしてもらえればと思います。
動画のスタート地点
メイン通りの【H-1】がこの標識から右車線へ分岐して、いよいよ空港へ向かうルートになっていく重要なポイントになりますので、動画はここからスタートしています。
ただ、レスポンスが非常に悪いデジカメで、看板が見えた時点で動画ボタンを押したのですが、記録され始めたのがこの大事な看板を過ぎた直後からという失敗をしてしまいました。
ということで、念のために標識が入ったところのストリートビューを掲載しておきます。
動画のコース(マップ付)
今回の解説では、ワイキキから空港までの全コースではなく、合流や分岐が多くなる後半部分にフォーカスして解説しています。前半部分はそれほど複雑ではないので、特に問題はなさそうなので割愛しました。
動画や次項の解説コースはこちら。
一見すると簡単なルートに見えますが、空港のレンタカー返却先に到着するまでたくさん分岐が出てるので混乱しやすいです。地図は拡大したり移動したりできるので確認してみてください。
空港までのコースで間違えやすいポイント4つ
実際に私が走ってみて「これ分かりにくい!間違えそう!」と思ったポイントについて4つを挙げて、動画のコースで解説していきます。
混乱しやすいポイント①【標識】
この先、『到着口』へは右車線、『出発口』へは左車線に入ってくださいという標識になりますが、レンタカーの返却先がそのどちらに当たるのかがこの時点ではわかりません。
どっちだどっちだと、この時点で軽く車内はパニック状態ですが、進めば何かしろの案内があるだろうということでとにかく進みました。次の標識がまた分かりにくいので、ここの標識でレンタカーはどちらに入ればよいか案内しておいてほしいところです。
ここでは右車線を走りましょう。
混乱しやすいポイント②【分岐】
【混乱しやすいポイント①】から進むと現れる分岐路。
標識にはきちんと【Rental Car Return】と書いてはあるんですが、まず字が小さすぎて近づかないと読めません。また、色がたくさん使われていたり、案内項目がたくさんあったりなど、目に入る情報が多すぎて、これを一瞬で理解するには厳しいと感じました。
これが読めるぐらいの距離まで近づいた時には、分岐路がどんどん離れてもう車線変更は危険な状態です。実際の動画では、たまたま遠目から判断できたのでなんとか車線変更が間に合いましたが、危ないところでした。
ここでは右車線を走りましょう。
混乱しやすいポイント③【合流】
【混乱しやすいポイント②】から進むと現れる4車線もある合流地点。
合流前の一番右の車線から、合流後はすぐに一番左の車線に行くのが正解なのですが、これも標識の文字が小さいため合流直後では見えません。
交通量もそこそこあるので、近づいて判断可能な距離になったときには、3車線もまたいで車線変更することができない状況になる人も多いんではないでしょうか。
私の場合は、標識が確認できた時点で運よく後ろからの車が途切れていたので、スムーズに車線変更することが出来ましたが、初見だと難易度は高めです。
ここでは一番左の車線を走りましょう。
混乱しやすいポイント④【到着】
【混乱しやすいポイント③】から真っすぐ進むとようやく到着。
先ほどの難関に比べれば大したことはありませんが、入り口が結構狭く、行きすぎてしまうとかなり大回りしないと帰ってこれないので、最後まで気を引き締めてという意味も込めてポイントとしてあげました。
到着したら、係員の指示に従い駐車して、簡単なチェックを受けてレシートをもらったら無事完了。拘束時間もほぼないので、着いたらすぐに空港ターミナルへ向かえます。
緊張の運転お疲れさまでした!
ホノルル国際空港の名称が変わりました(豆知識)
話が脱線してしまいますが、【DANIEL K.INOUYE INTERNATIONAL AIRPORT】(ダニエル・K・イノウエ国際空港)が新しい呼称となりました。
写真でもすでに建物の看板が架け替えられている状況が分かるかと思います。空港コードHNLは変更ありませんし、覚えていなくても実害はないかとは思いますが、この変更はちょっとショックでした。
ホノルル国際空港といえば、アメリカ国内だけではなく日本でも知名度の高い空港です。そんな広い地域で長年慣れ親しまれてきたこの空港名をなぜこのタイミングで!?
もうおっさんは悲しいですよ。
何が悲しいって、この記事のサムネイル画像を「ホノルル空港へ車で行ってみた」で作ったところだったんですよ。で、色々調べものしていたら、この空港名変更のことを今の今知ったんです。
【イノウエ国際空港の行き方】というタイトルで書いても誰がハワイのことだと思うでしょうか?
ということで、本来なら”ホノルル国際空港”→”ダニエル・K・イノウエ国際空港”にすべて書き換えるべきなのですが、新しい名前に定着するまではこのままでいようと思います。
余談ですが、『INOUYE』のつづりが日本のイノウエ(INOUE)とは少し違っています。
管理人の感覚で『INOUYE』を読むと”イノウイェ”。
最後の部分がラッパーっぽくて、陽気なハワイらしさが出てきますね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません